一般社団法人 広島大学工学同窓会

　社団法人広島工業会では、講師に渡部和彦先生をお迎えして第17回公開講演会を下記の通り開催いたします。

　講師の渡部和彦先生は現在、広島大学名誉教授のほか、中国北京師範大学客員教授、（財）全日本スキー連盟科学委員、スポーツ健康科学研究所（LLP）代表など国内外で幅広くご活躍されています。

　ご専門は、運動生理学、バイオメカニクス（生体力学）で、ヒトの運動機能の向上や地域社会の健康づくりの研究やスポーツ関連の研究をされています。

　札幌オリンピック（1972年）のアルペンスキーで高速で滑れる「卵型姿勢」、スキージャンプの「V型飛行」の研究開発で、リレハンメルオリンピック（1994年）、長野オリンピック（1998年）で、日本選手のメダル獲得などに貢献されています。また、長野オリンピックでは、IOC（国際オリンピック委員会）の国際研究プロジェクトを統括するなど、この分野で素晴らしい実績を残されています。

　最近では、東広島市を地域の健康づくりのモデルとして位置づけ、「健康づくりウォーキング」の普及活動に取り組んでおられます。また、高齢者の体力・運動機能の研究では、歩行運動を中心に生活関連体力の向上の運動プログラム作成の指導を行っておられます。

　健康的で興味深い楽しい話が多く聴けるものと思われます。

　多数の皆さまの聴講をお待ちしています。

　会員以外の方々の聴講も歓迎します。（聴講無料）